営業として働いて学べたこと

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でーすけの一言

日本で5年間営業マンとして働いていた、でーすけです。

営業マンと聞いて毎日数字に追われて、外回りをして、接待もして、残業もして大変な職業だなって思う方もいるかもしれません。
実際ボクがそうでした•••笑

ボクの性格上、人見知り、あまり多くの会話を望まないというのがマイナス部分にプラスされ全く営業マンとして向いていない性格でした・・・

そんなボクが営業の仕事をして学んだことを紹介したいと思います。
これから、営業職につかれる方、就職活動をされてる方に少しでも役になってくれたら嬉しいです。

ボクの営業職としての経歴

大学新卒で、ある企業に営業として採用してもらいました。

1年目は、右も左もわからないボクに上司や先輩が優しくご指導して頂きました。
営業として売上金額も大事でしたが必死に上司や先輩について行くのがやっとでした。
(売上数字は落ちていました•••)

そのこともあったのか2年目から、上司、先輩から厳しく指導を受けるようになりました。
(パワハラとかではないです。)
その甲斐があり、2年目からは売上金額を落とさず前年以上の売上を獲得できました。

その時は、こんな自分でも結果を残せることに対し優越感に浸っていました。

入社4年目を迎えたある日、部長から呼び出されて来月から〇〇営業所に異動と伝えられました。
初の異動で新しい環境で自分は通用するのか?やっていけるのか?などと不安を抱いていました。
そこの地域は大口ユーザーがいることで有名で、入社4年目で担当はしないだろうと思っていました。

移動後初出勤そこでまさかの大口ユーザーを担当することに•••
(「あ•••おわった•••」と正直に思いました)

今まで担当させてもらったお客さんの中で一番大変なお客さんでした。
しかし、そこでも以前お世話になった上司の言葉を思い出して、必死に食らいついた結果、お客さんからも信頼され、なんとか売上金額も上げることができました。

なかなかできない経験をしているときに、「あっ急に海外に住みたい!」と思い立って、5年間の営業職に幕を閉じました。

上司に言われた言葉

その頃のボクはお客さんとの関係を築くことよりも売上数字ばっかり考えていたので、お客さんとの会話も仕事の内容ばかり、むしろ仕事以外の話はほとんどしていなかったです。

落ち着いて思い返すとボクは、お客さんの立場になって考えなければいけませんでしたが全く考えていない状況で一方的にお願いする立場でした。

そんな時に、売上金額が伸びずに悩んでいた頃上司から「今から俺のお客さんのとこ行くぞ」と言われ、ボクが運転して向かっている途中で上司から言われた一言があります。

「お客さんを笑わせたら勝ち」

正直芸人でもないのに何を言っているんだこの人って思っちゃいました。
しかし、その上司とお客さんの会話を聞いていると仕事の話よりも雑談がメインでお互い笑顔で会話している。

実際その上司は、売上も良くてお客さんとの関係も良好でした。

それを見てボクがお客さんと会話している時と180°違うことに気付かされ、翌日からお客さんのところでは仕事の話を一切せずに雑談だけして帰るということを繰り返しました。

ある日、お客さんのところに行くとお客さんから「最近〇〇君変わったね、今の感じの方がいいよ」と言われるようになり、お客さんとの関係が以前よりも良くなり、もちろん商品が買って頂くことも嬉しかったですが、人間関係が良くなったことの方が嬉しかったのを覚えています。

そこから、徐々に売上数字を伸ばすことができ、営業には人間関係の構築がとても大切で商品を売りこむということは二の次なんだと学びました。

やりすぎは良くない

売上金額が上がっていった時にボクは嬉しくなって、調子にのっていました。

それは•••

お客さんの言われたことに対してイエスマンになっていたことです。

何が悪いの?って思う方がいるかもしれませんが、お客さんの言ったことに対して全てイエスマンになった時それは営業ではなくなるからです。
相手に自分の意思はないのか?と思われる場合があるからです。

聞き入れることも大切ですが、個人で会社を経営しているのであれば全てイエスでもいいと思います。

しかし、自分は会社の代表としてお客さんを担当しているので会社の方針と違うことは違うと言わなければいけないですし、お客さんと戦わないといけない場面がでてきます。

新人の頃イエスマンになっていたボクは、お客さんと戦わなければいけない場面でも全て受け入れてしまい、いざ妥協できない場面に出くわした時、お客さんから「前は受け入れてくれたのに今回はなんでダメなの?」なのとトラブルにつながることがありました。

お客さんと長い付き合いを望むなら、全ての回答にイエスマンにならないことだと思います。

最後に

ボクが日本で営業職を経験した時に、教わったこと、経験したことを紹介しました。

ボクよりもできる営業マンは日本中に山ほどいます。
これから、社会人になる方、営業職で悩みを抱えている方にほんの少しでもお役に立てればと思いこの記事を作成したので、全部が全部成功するとは限りません。

営業マンというのは大変な職業ですが、この記事を読んで頂いた営業マンの方が参考にして頂ければ嬉しいです。

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