人生で初めて犬に噛まれました。
今まで動物と触れ合うこともなく過ごしてきた人生。噛まれることを想像していなかった分、噛まれた時はパニックに陥りました。
それと同時に自分の頭の中で「狂犬病」の文字が頭をよぎりました。
狂犬病は、狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からの侵入、および極め て稀ではあるが、濃厚なウイルスによる気道粘膜感染によって発症する人獣共通感染症である。
NIID 国立感染症研究所
今回の件を踏まえて今後噛まれた場合の対処法を共有できたらと思い記事にします。
犬に噛まれた経緯
タイ・プーケットに行った際、タクシーも使わずに3、4時間歩いていました。
そこそこの幹線道路を歩いている途中、一匹の野良犬と目が会いました。
野良犬が敷地内にいた為歩道まで出てこないだろうと安易に考え犬から目線をそらして歩いた瞬間、背後からボクの左ふくらはぎに何か当たった感触がしたので、後ろを振り返ると野良犬が尻尾を振りながらボクを睨みつけていました。
まさかと思いつつ左ふくらはぎを見ると噛んだ傷跡があり、多少の出血だったので大丈夫かと思っていました。

犬に噛まれた後
特に大したことはないだろうと思い再び歩き始めましたが、ボクを見ていた人に止まりなさいと言われ、すぐに水と石鹸を持ってきてもらい、洗浄してもらいました。
内心、石鹸と水だけ?と思ってしまいましたが。
調べてみると噛まれた直後に、石鹸と水で傷口を洗浄することで90%の確率でウィルスを殺傷できるので、噛まれた直後はいち早く幹部の洗浄するべきです。
その後すぐに病院に行きなさいと言われ直ぐに病院へ向かいました。
現地の人でも、どんなに小さな傷でも噛まれたら病院に行くので、必ず病院に行ってください。
病院へ向かっている途中、ネットで「犬に噛まれた」と調べ、狂犬病というワードが目に入りパニックになりました。
病院では
24時間以内にワクチンを打たないと、狂犬病になる確率が高くなるそうなので、すぐに病院へ向かいました。
意外と病院の対応は、フランクな感じでした。
血圧、体重、身長を測って診察後ワクチンの接種。一度で計3回の注射を打たれました。
(両肩各1回づつ、噛まれた患部に1回)

事故当日の注射は終わりです。
また、5日分の飲み薬を頂きました。
その後も通院が必要で、
計5回接種(噛まれた当日、3日後、7日後、14日後、28日後)しました。
通院途中で帰国も可能で日本の病院で残り回数の注射を打つことが可能です。
僕がお世話になった病院
【パトン病院】
初めて病院に入った時は、本当に病院?と疑うくらい良い印象は持ちませんでしたが、迅速に対応して頂いたので良かったです。
【サミティヴェート・スクムウィット病院】
ここの病院は、日本語対応してる病院だったので、英語、タイ語が苦手な人でもオススメの病院です。
病院内も清潔感があり日本の病院をさほど変わりませんでした。
まとめ
野良犬に噛まれたら、大半の方がパニックになると思います。
しかし、パニックになっても良いことはありませんので、一旦落ち着いて患部を石鹸で洗い流し、すぐに病院に向かえば問題ないです。
最後に噛まれることを警戒している地元民は、小さな棒などすぐに犬を追い払えるように準備はしているので、何かしらの対策は重要です。
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