ボクが、大学生3年生の冬休み太り気味な身体を引き締めるために毎晩ランニングしていた時期がありました。
しかも、氷点下の中外をランニング、今考えると何をモチベーションにしていたのか全くと言っていいほど思い出せず必死にランニングしていた可愛い時期。
そんなか、信号待ちの時に一台のグリーンのセダン車がボクの隣に停車して。
中に乗っていたおっさんからありがたい事にお声をかけて頂きました。

にいちゃん、寒いのによく走っているね。エラいよ!
ところで、ここの近くにエ◯本屋さんあるかい?
夜の23時。このご時世エ◯本を求めている人がいるだなんて、時代は動画だと思い込んでいたボク。
緊急事態だったのか、エ◯本を求めて車で走り回りなかなか見つからないから焦っているのか?
落ち着きがないおっさん。
ボクは、ここ数年エ◯本屋さん事情は全くの皆無でした。

えっ。この辺りにはエ◯屋さんは無いと思いますよ?
普通に考えて、23時どこの店も営業していない時間帯。
コンビニの成人向けコーナーを紹介しようと思いましたが、流石にバカにしてるのか?と怒られそうで怖かったのでボクの心にしまい、ボクの内心はヤバい人に絡まれたと同時に、おっさんに対して興味を持って瞬間。

そうか。。。
まぁ寒い中外で立たせて喋るのも申し訳ないから車乗りなよ。
なんて大胆な誘い方。
初対面を車に乗せるなんて、怖くないのかな?と不思議に思うくらい。
流石にボクは人見知りなので、丁寧に断ったつもりでしたがそれでも引かないおっさん。
そんなおっさんが可哀想に見えてきて、渋々ボクはおっさんの車に乗車。
何をされるのか全く想像せずに何かあれば車から飛び降りればいいと安易な考えしか持っていなかったです。

ところで、君大人のビデオとか興味ない?
ボクの内心は、はっ?でした。
さっきまでエ◯本を探していたおっさんがいきなりA◯の話をしだすから、さっきまでのやり取りはなんだったんだ?
おっさんエ◯本派じゃないの?

そりゃ男の子なので興味はありますよ。

じゃチ◯コ触っていい?
突然の展開に頭の中はパニックと同時に、無理矢理強いられる女性の気持ちがわかった気がする。

いやいや!無理です。やめてください。
ボクは女性以外興味がないです。

緊張する事ないよ。
内心腹たつわっと思いながら。断り続け
次第におっさんの手がボクの股間に近づいてきたので、手で追払い。
おっさんは寂しい顔をしながら

君A◯に出てみないか?
突然のオファーにまた頭の中がパニック。
えっいったいどういう流れ?と思いつつ

俺実はA◯のプロデューサーやってるんだよね
A◯男優のスカウトってこんなに強引なやり方?と思いつつ丁重にお断りし
おっさんは、また悲しい表情をみせて。

じゃどおすればいい?

いや?どうもしなくていいですよ。
帰ってもいいですか?

うーん。夜も遅いから帰ってもいいよ。
けど一応名刺は渡しておくね。

結構です。
無事におっさんの車から下車。
結局何がしたかったのか?
エ◯本を探していたのか?
ボクと一夜を過ごしたかったのか?
A◯に出て欲しかったのか?
頭の中は、パニックを通り越して思考回路がゴチャゴチャ。
結果事件にならなくてよかったで頭の中は解決しました。
皆さんも夜道には様々な方々がいますので十分にご注意してください。
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